テッレ・ディ・サンタ・マリア

スパーシチリア　イルパリオット

今回ご紹介するテッレ・ディ・サンタ・マリアぶどう園はシチリア島の西部マルサラに位置します。ここのぶどう園で収穫されたものは、ほとんど他のワイン醸造所に供給されます。そしてここの葡萄園の主であるフランチェスコ・ジャカローネ氏が唯一生産するワインが、イル・パリオットです。

ワインはかなり上質で、スーパートスカーナーなどと言われるものと比べても決して引けをとりません。この葡萄園は、所有する145haの畑のうちもっとも良いぶどうを産む 8haの区画のぶどうを使い2000年ヴィンテージより生産され始めました。この区画は、土壌はもちろん、日照量や水はけのよさ、そして標高などをこ考慮し凝縮したフルボディのワインを造るうえで最も条件の整った場所をフランチェスコ・ジャカローネ氏自らが選び抜いた区画です。海抜250mの丘にあるこの畑は粘土層と石灰層が混じった土壌が主体で良質のメルローそしてカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。十分に剪定し、よく熟したぶどうのみを手摘みにより収穫し、さらに選別され最高のワインを造るための準備を行います。醗酵期間は長めの２週間でこの時点で十分なタンニンとボディを得ます。熟成は新樽を使い約６ヶ月間行います。その後樽の選別を行い実際にボトリングされる。初ヴィンテージの2000年の生産量ははわずか6000本でした。生産量は非常に少ないのですが、１本１本にこめられた深い味わいとワインへの情熱はこのワインに出会ったときの喜びを一層大きくするでしょう！ワインは、柔らかい果実味が広がりとても凝縮されていて果実味が豊か、抜後しばらく時間をおけば、まとまりが良くなって、さらにいいでしょう

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